A-X5  Phono入力での音質悪化原因究明

   ○A-X5  Phono入力での音質悪化原因究明




こんにちは

Phono入力での音質悪化原因究明として、

 

まず、レコードプレーヤーの

 

シェル取り付け部の接点清掃を行ないました。

 

ついでですので、以前より気になっていた、

 

ターンテーブルの回転を微調節する

 

つまみも修理することにしました。(写真の白丸)

 

これもボリュームと同じと思いあけてみると同じでした。


カバーをあけるとこんな感じです。


ボリュームとほぼ同じです。


例によって取り付け方が、


「カシメ」です。


通称「地獄」。


こちらも全バラはあきらめ、


隙間から以前と同じように接点復活剤を


薄く塗り、くるくると回し接点清掃完了としました。

部品を取り付け、カバーをもとどおりにし、

 

レコードプレーヤーの水平をだしました。

 

工作機械ほど気を使わなくても、大工さんが

 

使っている水平機で十分です。

 

私はレコードプレーヤーの下に

 

インシュレータ(上の写真)をつけてますので、

 

レベーリングボルトと同じ方法です。



 

試聴した結果、Phono入力の音は、やはりだめでした。

 

ここが原因ではなさそうです。

 

ターンテーブルの回転は良好となりましたので、

 

ボリュームの清掃はOKです。



 

いろいろと調べた結果、

 

どうやら


 

「レコード針」


 

が怪しそうです。

 

少しややこしい話となってしまいますが、

 

私はおもにDL-103のカートリッジを

 

使っていました。

 

しかし少し前になぜかレコード針のカンチレバーが

 

折れてしまいました。原因は解りません。

 

ある日レコードを聴こうとすると

 

折れていました。私以外にこのステレオを触る人はいませんので、

 

私の不注意だと思います。

 

それ以降レコードは聞いてませんでした。

 

今回Phono入力のテストに使ったカートリッジは

 

レコードプレーヤーに付属していたものです。

 

性能はそれほど悪くはないです。

 

オーディオ全盛期の製品で、

 

ビクターの代表的なカートリッジです。

 

今でもファンは多いみたいです。つやのある音色です。

 

レコード針はDT-Z1Sです。

 

しかしこのカートリッジの針、

 

何年前に買ったか覚えていないほど

 

年月が経っています。交換針りも三本目です。

 

三本全て試してみましたが、やはりダンパーが

 

劣化しているみたいです。

 

三本とも状態が違いほぼ使い物になりません。

 

交換針は、まだ市販されていますので、

 

とりあえずこのカートリッジの針を交換して

 

様子を見ることにします。

 

さすがに原因がつかめない状態での


DL-103の針交換は高価すぎます。


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