二面カット

       〇二面カット

 

こんばんは

 だいぶ涼しくなり、過ごしやすくなりました。

そろそろ夏の疲れが出てくる頃ではないでしょうか。

ご自愛ください。 硬いですね

 

 おかげさまで、仕事は忙しくさせてもらってます。

儲かってはいませんが・・・(ww)

 

 単価的には、お取引さんに無理を言える立場にないので、

作業能率を上げようと、工具選定などを考えてます。

数ヶ月前より、本格的に使い始めた自作汎用フライスでの加工です。

 

  ・材質  → SUS304

  ・個数  → 1個

  ・加工  → 両端面の24mmを残しての二面カット。長さ37mm

 

SUS304のΦ30の磨より旋盤加工をした後の、両端面の二面カットの

箇所です。

24mmの公差は0~-0.1位で、(▽▽)の面粗さ位です。

 

 今は、Φ18位のハイスのエンドミルで加工してます。

個数が、ほとんどが1個なので、段取り時間の占める割合が多いのですが、

少しでも加工時間を短縮しようと、いろいろ工具を調べてますが、

フライス初心者ですのでよくわかりません。

 

うちのフライスは、

  ・NT40

  ・チャックはKURODA TC40-CTR-20S (最大径Φ20)

  ・主軸端面からテーブルまでが321mm、バイスを乗せると265mm

です。Z軸に余裕がありません。

  機械仕様

 

 

 

私は、呼吸器系が弱い為、ドライで加工したいです。

 

品物は、寸法違いで、Φ15~Φ30位まであり、月に合計10本程度です。

 

 このような加工の場合、どんな工具が適してるのでしょうか?

 

 自分で作った、一本バイトの工具で、ステン用の超硬バイトで加工

すると、すぐに欠けてしまいます。ステンは欠けやすいのでしょうか?

肩削りと言うのでしょうか、37mm加工した隅部は0.4R程度までで、90°です。

 フライス練習中ですので、解らないことばっかしです。

おすすめの工具や加工方法など教えてください。

 

コメントをお書きください

コメント: 13
  • #1

    旋盤男 (火曜日, 08 10月 2013 10:10)

    私もたまーーーーーーーにこの手の仕事します。
    2面の平行が必要な場合、1面削って反転させて、下に高さの丁度良いブロックを敷いて、平行を確認してから加工します。

    工具は、この場合φ40もしくはφ63カッターだと1発で行けますが
    φ20までしかつかめない場合、φ20カッターで加工しますね。

    初期投資に本体1.5万?チップ1枚600円くらいかな?2枚装着。

    チップ2枚 2コーナー仕様。

    軽く100本は削れると思いますが、どうでしょう?

    私の見解はそんなかんじですね。

  • #2

    旋盤男 (火曜日, 08 10月 2013 10:11)

    追記

    平行が適当で良い場合は、端面にケガキしておいてまっすぐを見ます。

    繰り返しなら、ブロック準備したほうが楽かもです。

  • #3

    鉄職人 (火曜日, 08 10月 2013 20:32)

    旋盤男さん
    コメントありがとうございます。

    (下に高さの丁度良いブロック)とまではいきませんが、適当なかましもの     で代用してます。次回からは、ブロック作って保管しときます。
        平行が適当で良い場合は、ケガキで対応ですね。わかりました。

    うちのフライスは、Z軸に余裕がないため、NT40でも、大きい径がつかめるチャックは、全長が伸びてしまう為、φ20にしました。経験を積んで、φ32のが必要になってきたら、購入したいと思います。
    今回は旋盤男さんの見解どおり、φ20のカッター検討します。 

    (軽く100本は削れると思いますが)   
       そんなに持つのですか。それならハイスのエンドミルでの加工より、
       初期投資分差し引いても、特になりますね。当然、加工時間は断然
       ハイスより早いですし。

     初歩的な質問で、笑われてしまいますが、当人は真剣です(ww)
     一本バイトは、すぐに欠けてしまいましたし・・・ 
     これから一つ一つ勉強していきます。
     いろいろありがとうございました。   

  • #4

    UME (水曜日, 09 10月 2013 20:13)

    私も素人ですが、名称はカッターではなくカッタです
    汎用は回転が上がらないので周速考えると50φ以上は欲しいですね

    スロアーウェイチップは30~40種が多いので欠けには有効です
    ノーヅR0.4以上なら欠けにくいと思います

    ステンはキリコ高温になる為、切削油はかなり有効です
    刷毛で塗るステン用油もかなり有効ですね

    ステンは熱亀裂割れ起こして欠けやすいです

  • #5

    UME (水曜日, 09 10月 2013 20:16)

    間違いました、
    構成刃先が出来て欠けやすいです

  • #6

    年寄りの旋盤師 (水曜日, 09 10月 2013 21:30)

    偶然このページにたどり着きました。
    私もこの手の加工もやりますが両端の四角割の平行度などはどの位の精度を求められるのでしょう?
    数量の少ないとき私の場合、縦フライスにユキワの割出器を載せてハイスのエンドミルで4回削り、反対側を基準にして同じことを繰り返します。
    数の多い時は横フライスで「この場合なら」150mmのサイドカッターを
    2枚合わせにして2回で終了です。
    参考には、ならないでしょうね。
    ベンチレースの件ですが、私はターレット旋盤を使って仕事をしてきたので
    ローラーターナーの一発仕事には今でも魅力を感じます。
    最近の方はほとんどご存じないでしょうが!
    楽しみに読ましてもらっています。

  • #7

    鉄職人 (水曜日, 09 10月 2013 23:06)

    UMEさん
    コメントありがとうございます。
    正式名称は「カッタ」なのですか。一つ知識が増えました。ありがとうございます。
    河内弁は、なにかと言葉の語尾を延ばす傾向にありますね(ww)
     回転ですが、この機械を作るとき、構造上高回転型より、主軸の強度を優先しました。カッタは周速上げたほうがいいのですね。

     スロアーウェイチップ、 ノーヅR0.4にします。これより大きいとだめみたいです。

     刷毛ででも塗りたいんですが、私、煙がだめなんです。本当は工場には向かない体ですね。前回のミトロでも部屋にタバコの煙が充満してた為、途中でリタイヤしてしまいました。

     ステンは欠けやすいですか。わたしの一本バイト、構成刃先にやられたんでしょうね。何度やってもすぐに欠けてしまいました。バイトのいろんな角度やすくいかたを今一度、再考していづれ克服できるよう気長にやってみます。工具はカッタを買うつもりですが、フライスを使う上で、通るべき道だと直感してます。

     いろいろ勉強させてもらいました。ありがとうございます。

     

  • #8

    鉄職人 (木曜日, 10 10月 2013 00:06)

    年寄りの旋盤師さん
    コメントありがとうございます。

     私のブログ、お読み頂きありがとうございます。
    頑固で頭が固く、今だに汎用機のみでやってます。(資金もないですww)

     両端の平行度ですが、そんなにうるさくないです。おそらく0.1mm位は何も言われないかと思います。しかし、自分の練習もかねて、出来るだけいろいろな方法をためし、経験を積んで行ってます。0.05mm位におさえる様にしてます。
     
     割り出し器使えると便利なのですが、私の機械、Z軸に余裕がありませんので、市販のは、使いづらいです。以前のブログにも載せましたが、簡易的に、自分で作りました。単品ものがほとんどですので、バイスで段取りするか、割り出し器を載せかえるか、迷うところです。ビビリも心配してます。

     サイドカッターを2枚合わせにすると平行度ばっちりですね。数があれば
    寸法もそろうし、こっちのほうが有利ですね。実は、親父が、汎用旋盤に冶具を作って、サイドカッターを二枚合わせてチャックにつかみ、回りスボールをはずして品物を取り付けて、割り加工してました。昔の人はよく考えますよね。食い込まないようにも、うまく工夫してました。

     ベンチレースの件、私はローラーターナーは、知りませんが、おそらく、
    二つのローラーで受けて軸を削っていく装置ではないでしょうか?
    ローラーパックと言ってました。数ヶ月前、注文すると、とっくに製造中止と言われました。こんなことなら、譲らずにとっておいたのに!
    ほとんど使ってなかったもんで、譲ってしまいましたが、また必要な仕事が来ました。後悔先に立たずです。

     年配の方は、知恵と工夫がありますので、本当に貴重な方々だと思います。昔の技術は、決して絶やしてはいけないと思います。今のように高性能な機械や工具がありませんから、技術(腕)がなければ仕事が出来ませんでしたから。バイトがとげなければ、旋盤仕事の荒引きも出来ませんし。
    良いか、悪いかは解りませんが、確実に職人としては、退化していってるように思います。

     いろいろ、ありがとうございました。参考にさせていただきます。

     好き勝手に書かせてもらってるブログですが、これからもよろしくお願いします。

     

  • #9

    鉄職人 (木曜日, 10 10月 2013 00:45)

    年寄りの旋盤師さん

     ローラーターナーの件、私の認識であってますでしょうか?
    もし間違ってましたら、お手数かけますが、どういうものなのか教えてください。昔の物や技術に興味があります。

  • #10

    旋盤男 (木曜日, 10 10月 2013 12:59)

    カッタ 私も勘違いしてました!

    今、イケダロイのキャンペーンでチップ20個買ったら
    本体を特別価格で!ってのやってるみたいですよ。

    今まではサンドビック信者でしたが、最近はイケダロイ(スミトモ)の
    工具が増えてきました。
    安くて、性能も良いですよ。

  • #11

    鉄職人 (木曜日, 10 10月 2013 20:50)

    旋盤男さん
    コメントありがとうございます。

    私も「カッタ」同じく勘違いしてました。

    工具の件、いろいろありがとうございます。
    このタイミングで購入するとお得ですね。

     各社のカタログを見てますが、いったい自分に合ったものはどれなのか、
    まったくわかりません。

     シャンクをチャックにくわえて使うタイプと、NT40テーパーごと取り替えるタイプがあるようだということが、やっとわかりました。
    今後のことを考えると、後者の方が拡張性があるように思いますが、アキューセンターで芯を見るときなどいちいちNT40テーパーごと取り替えるのも
    面倒な気がします。手動ATCで、てっぺんのねじ緩め締めですし(WW)
    それとUMEさんが指摘くださった周速の問題・・・
    また、年寄りの旋盤師さんのようにハイスで行こうかなとか、
    悩んでます。

  • #12

    UME (火曜日, 15 10月 2013 11:30)

    汎用には富士元が良いと思います
    http://www.nicecut.co.jp/pdf/skatcut.pdf

    シャンク20でカッタ40φ50φもあり、周速の問題が回避されます
    チップも超硬でドライもいけると思います、一発切り込みは無理と思います

  • #13

    鉄職人 (火曜日, 15 10月 2013 12:55)

    UMEさん
    コメントありがとうございます。

    富士元さんは知りませんでした。
    早速、検討します。

     UMEさんは、いろいろ物知りなんですね。
    材料、加工、工具・・・
    趣味もたくさんもってはるのかな?
    また、聞かせてください。
    ありがとうございました。

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